こんにちは。塾長の笹尾です。

 

 今までなら、履歴書を見て、人物評価をするのが一般的だったかもしれません。しかし、これからの時代、学歴だけで評価されることは薄まっていくでしょう。いや、学歴に限らず価値観の変化のスピードがどんどん上がっていくように見えます。でも、普遍的なものもあります。そのひとつとして、「感謝する心」です。親・先祖への感謝。食べ物を中心に物への感謝。親切されたことへの感謝。自然への感謝・・・・。繰り返してしまいますが、学歴だけではもう評価・認識されません。

 

 では他に何が必要なのでしょう。私は心の背骨が必要だと思います。その心の背骨とは、人生哲学です。当塾では、「時習館」という時間を設けています。吉田松陰師の名言とその意味を暗唱しています。この暗唱が、今なにに役立つのか子供たちにはわからないでしょう。しかし、その名言が後々本人の人生を過ごすうえでの、心の骨になるものだと確信しています。一番気に入っている名言、そしてなぜ勉強するかという問いへの答えとして、「夢なき者に、理想なし。理想なき者に計画なし。計画なき者に実行なし。実行なき者に成功なし。ゆえに、夢なき者に成功なし。」(吉田松陰)

 

 「国際人?うちの子には関係ない。」と思っている保護者も少なくないでしょう。価値観の変化のスピードが上がっていくのです。職場や居住地が日本国内とは限らないという時代が来ます。そんな変化の中で自分を見失わないためにも、普遍的な教育を受けておくことは重要です。国際人とは、どのような人だと思いますか。私は英会話が堪能(たんのう)な人がそれだとは思いません。感謝の心・正しい人生哲学・自国の歴史を語れるなどのアイデンテイを持った人。それが国際人としての一例だと思っています。塾生と世間話をするときもその感覚でもって私は接しています。

 

 次に授業方針の話です。そのひとつとして、塾生の心に巣食う苦手意識を少しずつ削り落とすことです。入塾生の力ない眼差しが少しずつ少しずつ明るい眼差しに変わっていくとき、私は仕事の喜びを感じることができます。

 

 では、体験授業でお会いしましょう!